フィリピン留学のレポート②

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現在セブ島に計12週間の語学留学に来ているが、2週目が終わったので今週感じたことをレポートにまとめていく。

目次

発音はあまり気にしなくてもいい

日本人学生は学校でリスニングやシャドーイングの大切さを今まで学んで来たと思うが、アメリカやイギリスなどの正統派の英語圏の人とビジネスをしたい場合以外は、発音なんて割とどうでもいいのかもしれないということがわかった。

私の学校には、韓国、日本、台湾、ベトナム、サウジアラビアから来た生徒がいるが、全員が母国語由来の強い訛りを持っており、フィリピン人講師らも舌の使い方は上手いもののそれぞれの地域の言葉の訛りが色濃く出ている。また、私が現在やり取りしているオマーン人もイギリス寄りの独特の訛りを持っており、多分公用語が英語のみの国以外はあまり発音は気にせず、意思疎通が取れればいいくらいに考えているのではないだろうか。むしろ、訛りは自分の出自を象徴していて、それを誇りにさえ思っているのではないかとも感じられる。

外国人とのコミュニケーションは、最低限の内容なら「笑顔、アイコンタクト、ジェスチャー」の3つさえあれば事足りてしまう。外国語の能力が必要なのは、相手をより深く知りたいと思った時か、自分の意思をより明確に示したいときだけであると私は感じる。だからこそ、発音や文法などを正しく使うことよりも、自分の心の求めるままに発言しコミュニケーションを取ることを大切にした方が良いのだろうと思った。

英語が話せるとは何か

私の講師の中に1人だけ、捲し立てるように喋り生徒からの発言を引き出すのも上手な先生がいるのだが、その人の授業の間だけはスムーズに言葉が出てくるし、意外と文法も整っていることがよくあった。そこで気付いたのは、英語が話せる状態とは、考えることを伝えたい意志が追い越した瞬間に生まれるのではないかということである。

日本人は散々文法の練習をしてきたし、覚えた英単語の数も非英語圏の国の中では多い方だと思われる。しかし、正しさや間違えないことを優先するあまり、一旦頭で考えてから発言する癖がついているのではないだろうか。その癖を矯正しない限り英語が話せるようにはならないし、上達もない。逆に考える前に口が動くようになれば、自分の奥深くに眠っている知識がどんどん繋がっていくし、脳の形質も変化していくのだろう。

お土産はなくてもいいけど、あると喜ばれる

勉強しに来ているわけだから、特にお土産なんていらないだろと思いつつ少しだけ持って行ったら、やっぱり学生同士でお土産交換みたいなのは全くなかった。なので、特に熱心に授業してくれているなと思う先生にだけ渡したら、「日本のお菓子初めて食べる」ととても喜んでくれた。それを見るともっと用意してくればよかったなと思うし、「日本にはサクラっていう木があるんでしょ?しかもその花を食べたりもするらしいじゃない」と興味津々に言われたので、抹茶だけじゃなくて桜あんなどを使用したお菓子も持ってくればよかったなと思った。

日本から出国直前にたまたま駄菓子屋に行ったら、外国人が爆買いしているのを見て、私もばら撒きように駄菓子の箱買いをしたけど安いし美味いし日本らしいので、選んで大正解だと思った。

39.6度の熱を出した

授業の終わりに学生の仲間と飲みに出歩いて、徒歩で帰った翌日に39度越えの熱を2日以上出してしまった。病み上がりの症状から察するに、車の排気ガスと砂埃で扁桃炎になったものと思われる。ほぼ全てのフィリピン人と学生の99%もマスクをしていなかったから、私もノーマスクで出歩いていたのだが「最近はフィリピン人でも排気ガス対策でマスクするくらいだから、着用した方がいいよ」ととあるフィリピン人に言われたので、次から外出時はマスクをしようと決意した。

学校在中の医者は当日分の解熱剤しか出してくれなかったし、日本人マネージャーも「何かあればオフィスに来るように」と言ってそれきりだったため、高熱でで歩く体力のなかった私は食堂すら行けず、食欲はあったもののほぼ3日間絶食することになってしまった。インスタントの非常食と風邪薬を備えておく大切さを、身をもって実感した。

留学は休暇の1つと思って楽しむことも大切

私は、海辺でバカンスを楽しむことも観光にも興味がなくて、むしろ海外に来たからといってはっちゃけている留学生を軽蔑している節すらあったけれども、何も考えず自由に楽しむということは実はとても大事なことなのではないかと最近気付き始めた。

まず、人の感情とは感染するものである。ネガティブでいれば周りも暗い気持ちに引きずられるし、楽しそうな人がいれば周りも自然と機嫌がよくなる。勉強するのはもちろん大事で、それを未来にどう繋げていくかを考えるのも大事であるが、余程の金持ちでない限り全ての人はいずれ学生ではなくなるのだから、思うがままに楽しいと思えることを選び経験していくことは今しかできない貴重な学びの場であるとも私は思うのだった。

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この記事を書いた人

月光のアバター 月光 中卒フリーター

高校を三回中退し、精神科の閉鎖病棟に二回入院し、二十回以上転職した人です。最近は小説を頑張って書いています。

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