フィリピン留学のレポート⑦⑧

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現在セブ島に計12週間の語学留学に来ているが、8週目が終わったので感じたことをレポートにまとめていく。

目次

先生はむやみに変えないこと

フィリピン留学は特にマンツーマン授業なので、先生との相性や教え方などで悩む人も多いに違いない。もしも私が後から来る人にアドバイスする機会があるとすれば、「授業のレベルが合わなければすぐに変えなさい、先生は少し考えてから変えなさい」とアドバイスをしたい。

基本的に教科書レベルは、本来のレベルより低いものを渡されることが多いので、もし簡単すぎると感じたらすぐに変えるべきである。しかし、先生はたとえ変えてもトントンな場合が多いので、もしも合わないと感じても、一旦は立ち止まってもう数日考えてみることをオススメしたい。特にフィリピン人は働き方がゆるいので、問題を多く解かせて教える時間を少なくしようとする人や、スマホを触ったりお菓子を食べてたり、貧乏ゆすりがすごいとか間違った内容を教えてくるとか、本当に色んな人がいる。しかし、合わない人とうまくやることや、先生のやる気を引き出すことも勉強のひとつなので、どうしても生理的に無理とかでなければ合わせる努力をしてみるのをオススメする。

中弛みは必ず起こる

私は、自分の能力の限界を感じ、どれだけ頑張ってもこれ以上学力は伸びないだろうというのを察したとき、本当にショックで丸一日授業を休みひたすら寝続けた日があった。自分は真面目だと思っていたのに授業を休んでしまって罪悪感がすごかったのだが、色んな人と悩みを共有したら、どうやら大抵の人がストレスや学力が伸び悩むなどで、授業を休みがちになったりやる気や目標を見失って低迷する時期を経験していたことが分かった。

自分が感じている苦しみは、他の人も大なり小なり経験しているので、もしも精神的に追い込まれたときは、仲間をつくることが大切だと分かった。

気分転換したいなら、コミュニケーションを取ること

2ヶ月も生活していれば、学校の先生や初期から仲良くしている人とは大分親しくなるし、上手く話せなくても察してくれてそのまま話が続くようになったりする。すると余計に成長を感じられなくなるので、つまらなさや息苦しさを感じた時は、新しい人と会話をしてみることである。遊びに行ったり美味しいものを食べるのも、ストレス発散にはなるが真新しさに欠けるので、授業で話疲れているかもしれないが、新しい人と会話をすることこそ気分転換になったりするのである。語学勉強は特に会話をすることが重要なので、初心を忘れずに色んな人と交流することを心がけたい。

フィリピン留学は2ヶ月にしなさい!

他の国とは違い、フィリピン留学は勉強だけをする場所(もちろんみんなアクティビティも楽しんでいるが、学校の本質的に受験勉強に近いスタイルになる)なので、フィリピンに2ヶ月以上滞在するのは絶対にやめておけ!!!と全ての人に言いたい。フィリピン留学にはスパルタという強制自習が課せられるコースがあったり、授業時間外に特別授業を無料で受けられたりもするけれども、私含め長くいる予定の人は2ヶ月過ぎたのを機にみんな強制自習無しのコースに変更したし、“必死に“勉強するというのは諦めたという人がとても多い。もしも過去に戻れるなら、過去の自分に「絶対2ヶ月にしなさい!!」と言いたいけれども、現実ではあと1ヶ月残っているのでなんとか頑張るしかない。

2ヶ月目が終わる今週は、あと1ヶ月も耐えなければならないことに絶望していたが、バッチメイト(同時期に入学した人)の卒業を見送ったのを機に、「逆にこれは、本当は2ヶ月で終わったけれど、私にだけ神が追加の1ヶ月を贈ってくれたのではないか」と、これはプレゼントなんだと前向きに考えられるようになった。だから、無理してこれ以上学力を伸ばそうとするのをやめて、大切な贈り物として楽しく有意義に過ごしたいと思った。

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この記事を書いた人

月光のアバター 月光 中卒フリーター

高校を三回中退し、精神科の閉鎖病棟に二回入院し、二十回以上転職した人です。最近は小説を頑張って書いています。

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