フィリピン留学のレポート③

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現在セブ島に計12週間の語学留学に来ているが、3週目が終わったので今週感じたことをレポートにまとめていく。

目次

学食が不味い

フィリピンに来て一番初めに感じたのは、学食が思ったより悪くないぞということだった。いやむしろ美味しいかもしれないとも思ったし、一人暮らしより野菜がとれて健康的だとも思ったけれど、3週間もたてば新鮮味が薄れて感性のエフェクトも外れてしまうらしい。

まず、学食の調理の仕方は悪くなくて、むしろ料理は上手い方だとも思うのだが、フィリピンは材料が全て微妙に不味いのである。野菜がなんとなく苦いとか、何となく食感が悪いみたいなほんのわずかな不快感が積み重なって、最終的に不味いと感じるようになった。特に牛乳と豚肉だけは本当に不味いので、私は一口も食べられない。牛乳はバターを溶かした水みたいな味だし、豚肉は固くてゴムみたいな匂いと味がする。また、オーナーが韓国系なので学食のメニューも6割が韓国料理(3.5割が日本料理で、0.5が台湾なイメージ)だから、韓国料理自体は美味しいけれど、何となく日本食と似てるけど違うみたいな違和感にストレスを感じている。

日本からの輸入品が不味い

別に日本食が恋しいわけではないけれど、日本の高品質な味わいが恋しくて若干ホームシックになっていたので、週末はセブ島唯一の日本食品専門店に行ってきた。フィリピンで日本の食品を買うと倍以上の値段がするので、カップ麺と大好きだった柿の種、カルピスソーダだけ買ってきて、寮に帰ってからワクワクしながら食べたのだが、……どういうことだろうか。日本からの輸入品は、学食以上にめちゃくちゃ不味かったのである。

まず賞味期限を見ると、期限の2、3ヶ月前とか結構ギリギリなのが多かったのと、空輸するとどうやら味が落ちるらしく、どれも湿気っていて何となく苦味も増していて不味かった。フィリピンでは炭酸飲料の炭酸はほぼ無いも同然なので、日本の炭酸飲料がとても恋しかったのだが、これもまた空輸すると気が抜けるのかただの砂糖水で不味かった。

日本の食品ですら不味いことにショックを受けたのだが、むしろこれのおかげでホームシックが無くなったというか、割り切って頑張ろうという気持ちになれた気がする。

ボランティアがつまらない

週末に、学校主催の幼稚園だか小学校だかに行くボランティアに参加したのだが、それがとてもつまらなかった。まず参加費用が1000ペソ(2600円くらい)でフィリピンの物価を考えると高めだった上に、ボランティアの内容が学校内の端っこにあるコンクリートの花壇の壁をひたすら磨くという内容でとてもつまらなかった。半日限りの素人には何も任せられないという気持ちもわかるけれど、炎天下にやってもやらなくてもいいような事を2時間もやるのは大変だった。

壁を磨いた後は、私たちの参加費用で集められたお金で買われた文房具やjollibee(フィリピンのファストフードチェーン)のハンバーガーを子供たちに手渡しして、我々には表彰状が配られたのだが、どうでもいいような花壇の壁を磨いただけで表彰状をもらうのは何となく納得がいかなかった。子供達とも特に交流があるわけでもなく、物品を渡されるとみんなそそくさと帰っていった。

まとめ

今週は留学初期のアドレナリンが出ている状態が落ち着いて、代わりに三半規管がストレスで弱って眩暈がしていたり、ちょっとホームシックになったりストレスの多い1週間だった。まだ留学生活の4分の1しか終わってないと思うと先が長くてしんどいが、今後英語学習がより充実したものになっていくことを願うほかない。終わり。

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この記事を書いた人

月光のアバター 月光 中卒フリーター

高校を三回中退し、精神科の閉鎖病棟に二回入院し、二十回以上転職した人です。最近は小説を頑張って書いています。

コメント

コメント一覧 (1件)

  • ボランティア活動で、金銭のやりとりをするのは、日本では耳にしないよ~な気がする・・・
    ☆初めて痩せすぎてないネコの写真が登場・・・

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