子犬の突然死の一要因について

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我が家(実家)には、生後6ヶ月になる中型犬(ボーダーコリー)がいるのですが、現在命の危機に瀕しています。どうしてそうなったのか、過程と原因についてまとめていくと共に、末章では今回学んだことについての説明をしていきます。そこで、子犬の意外な突然死の要因についてもお話するので、特にこれから犬を飼う方に参考にしていただけると幸いです。

目次

命の危機に陥った原因について

まず、今回の事のあらましについてまとめていきます。

事の発端は、3週間前に愛犬が床に敷くマットを大量に誤飲したことから始まりました。マットはスポンジ状の弾力があり固形が大きいものだったのですが、そのかけらを犬が大小合わせて13個近く食べてしまったのです。腸で詰まることを懸念して、翌日病院でレントゲンを撮ってもらったところ、マットのかけらは全て肛門付近まで来ており、自然に排出されそうだと予想されたため、ドクターは「便がでなくて、吐いたり苦しむ様子が見られた場合は、また病院に来てください」と言いました。

それ以降、犬は2.5週間ほど下痢が続いていました。

私はなんとなく不安になり、信頼のおける方に相談したところ「3日以上下痢が続くのは異常、すぐに病院に行くべき」と言われ、私は両親に提言しました。しかし両親は、「下痢であっても便が出ていることと、それ以外は元気にしており正常であるため、病院は不要」と判断しました。

しかし私はどうしても不安だったため、七年以上お世話になっている占い師さんに霊視をお願いしたところ「アレルギーによる腸の炎症によって、下痢が起きている。アレルギーは勝手には治らないため、すぐに病院に行くべき」とアドバイスを受けました。占い師さんが、気功によって炎症を鎮静化できるとのことだったため、気功の処置をお願いしたところ、その直後から便は固形に戻りました。

下痢も治まったため、両親は益々病院に行く必要が無いと考えていたのですが、実は占い師さんからは「適切な処置が施されなければ近いうちに死ぬかもしれないと、予知がでている」と言われていたため、私は必死に両親を説得し、なんとか病院に連れて行きました。

病院で、エコー・レントゲン・検便を行ったところ、エコーとレントゲンではマットは全て排出されていることが確認され、あとは小腸に水が溜まっていることと便内の細菌が多いことが分かりました。そのため、腸内環境を整える薬のみ出されて診察は終わりました。

ここまでの問題点

二回目に病院に訪れた際、ドクターからは「下痢が続いたのならば、2、3日目で病院に来るべきだった」と言われました。

この時点で、我々が大きく勘違いしていたことがあります。

それは、腸で詰まっていたら下痢だろうと便は出てこないということです。しかし私たち家族は、詰まっているから下痢しかでてこないのだと勘違いしていました。だけど詰まっているというのはつまり蓋がされている状態なので、詰まっていれば全く出てこないし、下痢でもでているならそれは異物は既に排出されているということ。ドクターによれば、「飲み込んだ異物は、1、2日で既に排出されていた。そのため下痢は、全く別の異常によって起きていたと考えられる」と言われたのです。

しかし、病院で診察していただいても明らかな異常は見つけられませんでした。

私は、嫌な予感を残しつつも、この時点では「病院には行ったんだからもう様子見でいいだろう」と楽観的に考えていました。

霊視による診察

病院で出された薬を与えるだけで数日過ごしていたところ、前述した占い師さんのさらに先生のような立場のかたから、「警告します。このままだと命が危ないです。すぐにできる限りのことをしてください」という助言を頂きました。この時点で、下痢が始まったときから三週間経っています。

私は非常に驚きました。なぜなら、愛犬はとても元気で走り回っているからです。このままだと死んでしまうようには全く見えませんでした。しかし私は占い師さんには七年以上お世話になっており、その間に数百回も視ていて、それらを百発百中で当てられたうえに、私自身の命まで救っていただいたのですから、彼女が死ぬと予見されたのならそれは確実に死ぬということになります。さらに、その占い師さんの先生的な立場の方まで言うのですから、それほどまでに命の危険にあるということを私は知りました。

しかし、二回目の病院に行った際にドクターからは全く異常を発見してもらえなかったことから、別のドクターに見てもらっても異常を発見してもらうのは難しいだろうと私は考えました。

そこで、占い師さんにお願いし何度も霊視をしていただいたことで、現在の愛犬の状態を大体知ることができました。

愛犬の症状

まず、愛犬は膵臓の力が弱く消化する力があまりないということです。そのため白血球が少なく貧血になっており、免疫力がかなり低くなっています。

そして、飲み込んだマットのせいでアレルギーを起こしています。アレルギーとは通常、免疫が過剰に働くことでかえって自分自身を攻撃してしまうことを指します。食物アレルギーの場合は、食物に含まれるたんぱく質が原因で起きるのですが、愛犬は生地や繊維などの異物によって免疫が過剰に働いてしまうようです。さらに、愛犬は元々アレルギー体質のため、今後食べられないものが増えてくると予想されています。

これらから分かるのは、愛犬は現在三つの危機にさらされているということです。

一つは、免疫力が低いために、風邪などの軽度の病気でも重症化して死ぬ可能性があるということ。

二つ目は、アレルギーに対するケアが施されていないため、臓器の炎症やアレルギーの悪化で死ぬ可能性があるということ。

三つ目は、ドッグフードでは栄養を摂りきれないため、栄養失調で身体がおかしくなって死ぬ可能性があるということです。

占いや霊視は悪か

現時点で、一定数の人は「え?」という反応をされるかと思います。それは、私が占い(霊視)の結果を、さも医者に言われたかのように当然のように受け止めているということです。

世の中には、占いや幽霊などの非科学的なものに対してアレルギーを起こす方がいらっしゃると思います。目に見えないこと、科学で明らかにできないことに対して疑念を持たれるのは当然ですし、お守りや水晶なんかを何百・何千万円で売ったりする詐欺師もいたり、占いや自然治療に傾倒し過ぎて病院に行かず亡くなってしまう人もいますから、不安に思うのは仕方ないと思います。

しかし、ここで私が提案したいのは”バランス”という考え方です。

例えばこの世には、太陽があれば月があり、昼があれば夜があり、陸があれば海があり、男がいれば女がいますよね。これを陰と陽と言い、相対するものが存在することでバランスが保たれているのです。占いや霊能も同じで、科学があれば非科学的なものもある、それが自然なことなのです。

どちらが良いとか悪いとかではありません。科学も信じながら、占いや霊的なことも信じる。どちらか一方ばかりを重視するのではなく、バランスよく取り入れることで、より豊かな生き方ができるのではないかと私は思います。

今回私は、病院の方では愛犬の不調を究明できなかったために、占いを頼りました。この結果を信じない方ももちろんいるでしょうが、私にとってはこれが真実です。

ドッグフードは完全栄養食ではない

話を戻します。

犬はドッグフードを食べるのが当たり前、ドッグフードさえ食べれば他はいらないと考える方は多いと思います。

しかし、愛犬の場合は消化能力が低いために栄養をきちんと接種できていなかった。そのせいで、今回のアレルギーだけでなく、塵に積もって出た貧血や体調不良が、現在命の危機を脅かしています。

本来、犬は肉食動物です。だから体は、生肉・生食を必要としているのです。

人間でも、工場で生産された完全栄養食がありますが、全くそれだけを食べて生きているという人はほぼほぼいないと思います。生野菜から酵素やビタミンを摂ったり、プロテインではなくささみやステーキからたんぱく質を摂取した方が健康にいいということは、誰もがよく分かっていると思います。

ドッグフードは、嗜好性を高めるために油が吹き付けられている上に、添加物や着色料なども入っており、人間のインスタント麺のようなものですから、よく考えたら身体に良いわけがないですよね。確かに、健康に必要な栄養素はバランスよく入っているでしょうが、生の食品と比べて消化に負担がかかるうえに、消化・吸収をサポートしてくれる酵素がほとんど入っていません。その結果、体に負担がかかり、益々消化・吸収がしにくくなる悪循環に陥ってしまいます。

治療法について

今回、提案された治療法は三つです。

一つ、酵素の摂取。これは既に書いたように、消化・吸収をサポートするためです。また、腸内環境を整えることにも役立ちます。

二つ、オメガ3オイルの摂取。オメガ3には、血管・血流の健全化や、腎臓の働きを助けたり、炎症を抑える働きがあります。それと、小児の発達にも重要な役割をしているようです。

三つ、生肉食。前述のとおり、消化・吸収がしやすい生の食材を取り入れることで、栄養摂取と臓器の健全化を図るためです。ただし、牛肉や乳製品などはアレルギーを起こしやすい食材のため、鹿肉・馬肉をメインに取り入れる予定です。

そもそもアレルギーを起こしているため、ドッグフード自体が愛犬の身体には

子犬の突然死について

調べたところ、子犬の原因不明の突然死は意外とよくあることのようです。

散歩中にいきなり倒れたとか、朝起きた・仕事から帰宅したら突然死んでいたという話はネットを検索すると沢山出てくるのですが、死亡後に病院に行ったり病理検査に出しても、ほとんどの場合は原因がはっきりしないようでした。

今回の私の経験から、皆様に一つ提案したいのは、突然死になる要因の一つにはドッグフードもあるのではないかということ。

ドッグフードが悪いわけではなく、安かろうとドッグフードだけを食べて健康に長生きしたワンチャンもたくさんいるでしょう。しかし、本来肉食動物である犬にとっては、ドッグフードは合わない・生肉食を必要としている子たちもいるかもしれないということです。

占い師さんからは、こんなアドバイスを頂きました。

『やらない理由を探すのではなく、できる限りのことをしてあげなさい。それが結果として、自分の幸せにもつながるはずです』

ドッグフードを食べるのが普通だから、生肉は高額だからなど、犬の食事ケアについて深く考えない人は結構いるのではないでしょうか。しかし犬は、天からの贈り物であり、飼い主にとっての幸せそのものでもあるはずです。大切な家族に、健康で長生きしてもらうためにも、完全にドッグフードを絶てというのではなく、生の食材や体にいいものを取り入れてあげるという考え方をぜひ持ってみてほしいです。

まとめ

今回学んだこと

・犬が異物を飲み込んだ場合、詰まっているならうんちは全くでない(下痢でもうんちがでているなら、異物は排出されている)

・飲み込んだ異物は、小腸を通って大腸まで出ているのなら、確実に肛門からは排出できる(小腸の弁のほうが、肛門よりも狭いため)

・犬が飲み込んだ異物は、基本的には1、2日で全て排出される

・下痢が3日以上続いたら必ず病院へ連れていく

・犬も、生肉や酵素の摂取が必要

終わりに

愛犬は、見た目では元気・健康そのものだったため、病院に連れていくことも、食事改善についても家族からは強い批判を受けました。一週間以上非難され続け、時には人格否定や人を馬鹿にした発言などもあり、深く傷つけられて辛かったです。また、命の危機にさらされていることも理解してもらえず、不安を一人で抱え込むのは苦しくて、結果として私自身も体調を崩しました。

しかし、愛する存在のためには折れるわけにはいかないと、家族の非難と自分の中の不安に立ちむかうことができて、愛する存在のためならいくらでも強くなれるんだなと感じました。

今回も多大な協力を頂いた、misa.k先生、本当にありがとうございました。

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この記事を書いた人

月光のアバター 月光 中卒フリーター

高校を三回中退し、精神科の閉鎖病棟に二回入院し、二十回以上転職した人です。最近は小説を頑張って書いています。

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