フォリウムフロリスタカラヅカへ行ってきました①

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フォリウムフロリスタカラヅカ サロン・ド・馬車道は、元宝塚歌劇団のみずき愛さんが運営する、アフタヌーンティー専門店です。

「シュガーレースとは?」「みずき愛さんはどんな人?」「サロンってどんなところ?」という点について興味があったため、4/8に行ってきました。記事を二部に分け、今回はみずき愛さんやお店の雰囲気について、次回にシュガーレースやアフタヌーンティーについて詳しく書いていきます!

目次

フォリウムフロリスタカラヅカ サロン・ド・馬車道について

フォリウムフロリスとは、ラテン語で「花びら」という意味だそうです。ピンクと白を基調とした内装は、外まで溢れそうなほどの沢山のバラの花で彩られていて、とってもかわいい!多くの女性の“好き”が詰め込まれているので、中にいるだけでとても癒されます。またそれぞれのテーブルに装飾のテーマがあるので、何度訪れても新鮮な気持ちで楽しむことができそうです。空間を広々と使っており配置にとても気を配られているため、他の方の話声も気にならず半個室かと思うほどリラックスして楽しむことができました。

今回私が訪れた時は、お客様はほぼ女性でしたが、若い方からご婦人まで幅広い年齢層が訪れている印象でした。かわいいものに癒されたい女性がほとんどですが、宝塚に関心がありそれに関連して訪れてくる方もいるようです。

サロンとは

サロンは本来、応接間や談話室を意味しています。また、フランスなどの上流階級で行われていた社交集会のことも指します。フォリウムフロリスタカラヅカは、サービス提供をする店としての「サロン」の意味合いが強いものの、お店の雰囲気や接客などからは後者である社交集会としてのサロンのこだわりや矜持を感じました。

サロンという言葉は、現在では文学,哲学,政治などを議論する場だけでなく、ビジネスを学ぶオンラインサロンなど幅広い意味合いで使われていますが、昔のヨーロッパでは女主人が主催し女性が中心となったコミュニケーションの場を指していました。

フォリウムフロリスタカラヅカでは、料理の提供などは1人のメイドさんが補助しているものの、みずき愛さんがテーブルひとつひとつをゆっくりまわってくださり、料理や紅茶のおかわりなどもみずき愛さん自らが提供していました。直接尋ねてはいないのですが、どうやら調理やその他あらゆることを、ほとんどお一人でこなしているようです。みずき愛さんを中心に、女性のお客様たちが会話を楽しまれている様子は、まさにサロンだと感じました。また、みずき愛さんは話しかけると気軽に色々お話ししてくださり、それもなんだかサロンらしさを感じました。

みずき愛さんのプロフィール

東京生まれ。代々着物デザインと呉服製造販売を営む家で育つ

宝塚歌劇団で10年活躍後、10年間渡英し、シュガークラフト英国政府公認職業資格C&G、

英国教育センター資格CENTRAを取得。英国コンスタンススプライフラワーアレンジメントディプロマを取得。

数々の国際的なコンペティションでの受賞を重ね世界的に活躍するシュガークラフトアーティスト。

英国Suquires Kitchenコンぺテイション審査員。

英国専門「Cakes&Sugarcrafut 』の記事担当。

日本橋三越英国展にてシュガークラフトとイギリスの生活をテーマに講演。

株式会社ヴォイラ、ローズクラブに所属、冊子の英国お菓子レシピを担当。

英国文化のアフタヌーンティーと紅茶のセミナーを開講。

BSAJ(ブリティッシュ シュガーアート ジャパン)代表。

株式会社ノバレーゼ様シュガークラフトウエディングケーキプロデュース。

宝塚大劇場にてシュガーレース(フローティグシュガー)の販売開始。

宝塚ホテル様シュガークラフトケーキ製作担当。

東京會舘様オープンディナーショーにてシュガーレース製作。

国内での特別講師、海外のレセプションでの講師(UK, NZ, HK)

ジャパンケーキショーシュガークラフト部門審査員。

アフタヌーンティープロデュース​。

​横浜にフォリウムフロリスタカラヅカサロン・ド・馬車道をオープン。

Folium Floris TAKARAZUKA (フォリウム フロリス ラテン語で花びら)を設立。

シュガークラフトの技術を独自に開発したティーアート シュガーレース®(商標登録、特許登録商品)を始め、和の美しさと、宝塚歌劇の華麗さを併せ持つ世界に愛される商品を提供。伝統文化を背景に新たな「もの創り」の楽しさを伝えている。

著書 

「Miniature Flowers in Sugar」

「Fumi Style Sugar Art Cakes」

資格 

C&G(英国政府公認職業資格)

CENTRA(英国教育センターの資格)

コンスタンスプライフラワ―アレンジメントディプロマ

BSG(英国シュガークラフトギルド協会会員)

英国コンペティションGold受賞多数

日本紅茶協会ティーインストラクタ―

https://www.foliumfloris.com/

みずき愛さんに実際に会ってみて

見ましたでしょうか、この凄すぎる肩書を……。

経歴や資格の量などはもちろん、何よりバイタリティの強さに圧倒されました。好きなことを追求し続ける姿、挑戦し続ける姿がかっこいい!みずき愛さんのことを知りたいのもそうですが、その熱意が込められた実際の作品やお店を見てみたいという衝動に駆られ、気付いたらアフタヌーンティーの予約をしていました(笑)。

実際に会ってみるとオーラがすごいです。芸能人のような華麗さと、自分らしさを追求した人が持つお腹の底から放たれるような輝きで、お姿を目に入れるのも憚られるほど眩しかったです。初めて対面した時、感動で肌がゾクゾクするのを感じました。しかし、バリキャリで野心的な力強い女性をイメージしていたのですが、実際は作品と同じような繊細で柔らかさを感じる、上品で楚々とした美人でした。

感想を伝えると、「実際その通りで、本当は職人気質なんです」とみずき愛さんは語ります。イギリス留学も始めは2年制の学校に通っていたそうなのですが、気付いたら10年も……とサラッと言ってしまうのがまたすごい。とても謙虚な方で、いつまでも学び続ける心と、これからも成長し続けるゆとりを感じました。シュガークラフトにハマった理由や、シュガーレース(特許取得・商標登録済)が生まれた経緯なども伺ったのですが、好きなものに対する語り口は情熱的で、宝塚歌劇団にいた頃から「もの創り」をとても愛していることが伝わってきて、心からこの店を訪れてよかったと思いました。

私も人生をかけてやりたいことがあったため、実際に好きなことで成功した人にお会いできて、沢山の勇気をもらえて嬉しかったです。私も海外でやりたいことがあるんですと言うと、「好きこそものの、ナントカっていいますよね♪」と明るく笑うみずき愛さん、かわいすぎて女性の私でもドキッとしました!(笑)

お茶目な一面もあるのがまたステキで、作品ももっとじっくり見たかったためみずき愛さんの著者を購入しサインも書いて頂きました✨ぜひまたお店に伺いたいです。次回、シュガーレースとアフタヌーンティーについて記事を投稿します♪

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この記事を書いた人

月光のアバター 月光 中卒フリーター

高校を三回中退し、精神科の閉鎖病棟に二回入院し、二十回以上転職した人です。最近は小説を頑張って書いています。

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