海外文化を紹介する際の心構えについて

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先日、外国人の日本を考察する系ティックトッカーを見つけたのだが、無性に腹が立ったので紹介したい。

まず、日本に興味を持ってくれて実際にこの地で生活してくれているのはありがたいことである。しかし、さも「私は外人として客観的に見てるから、日本人よりも日本をわかっていますよ」感を出して、動物を観察するかのような動画のまとめ方に私は腹が立った。特に、歌舞伎町とか日本の貧しい人のアパート紹介動画とか、日本人の脚はどうして変な形(O脚とかXO脚)なのかみたいな動画には、お前に日本の何が分かるんかいと思ったしこういう動画の使い方は明らかな盗撮で人権が尊重されていないと感じた。それに、Japanese poor peopleのアパートって言ってたけど、それ自体は日本のノーマルで伝統的な形だと私は思うから、間違ってはいないけれど偏見で物事を発信されていることと、それを事実と捉え面白く感じている海外のフォロワーが何万人もいることを残念に思った。

このような偏見フィルターを通さないこと、そして現地の人にも快く思ってもらうにはどのような内容を心がければ良いのだろうか。

1つ目は、ワクワクを発信すること。楽しいことや喜び、新鮮な嬉しい気持ちを共有することは、誰が見ても気分が良いものだし、現地の人にとっても新鮮な喜びをもたらすに違いない。

2つ目は、現地の人から直接教わった情報でない限り、それらを発信するのは慎重になること。外国人だからこそできる新しい発見もあるから、その視点での考察や意見は悪いことではないが、他人を探ったり観察するような真似は気分が良くないし友好的にもなれない。外国人も同じ人間なので、同じ国の人と同等以上に尊重する心持ちでいることが大切である。そして相手を尊重する最も最適な方法は、ただ仲良くすることである。仲良くなれば勝手にいろんなことを教えてくれるはずだ。

3つ目は、宗教や文化、言語に対して積極的に学び理解しようとする姿勢を見せることである。郷に入れば郷に従う、それは地球のどこへ行っても同じこと。特に留学や永住などの場合では、まずはこちらが相手を理解し、受け入れてもらう努力をしなければならないのである。

正直、私もこの外国人ティックトッカーみたいな気質の持ち主であったため、「もしも私がこの人の動画を見ていなければ、同じような無礼な振る舞いをしていたかもしれない」とドキッとした。これからはコロナ明けで国内外の人の出入りも激しくなるだろうから、紹介する系SNSクリエイターの人は特に、相手を尊重する気持ちだけは忘れないようにしてほしいものである。

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この記事を書いた人

月光のアバター 月光 中卒フリーター

高校を三回中退し、精神科の閉鎖病棟に二回入院し、二十回以上転職した人です。最近は小説を頑張って書いています。

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